ポルトガルライフ ~徒然なるままに~

ポルトガルの毎日の生活、そこから見えるここがヘンだよ日本をご紹介!

スーパーで普通に買えた意外な日本食👍

Bom dia

ポルトガルに来て早2年

 

昨日、スーパーに買い物に行ったとき

 

初めて

「豆腐」

が普通に売ってることに気が付いた。

 

遅っ!!

 

でも、なんだか嬉しかった

しかも、お値段は

1パック99セント。結構安い💰👍

 

これなら、普通にお味噌汁も作れるし

夏には冷ややっこなんてものも

 

難なく食べれるなぁ。

 

まぁ、でもよく考えてみれば

豆乳が普通に売られてる訳だから

豆腐があってもおかしくはないわけですよね。

 

しかも、海外の人には

「豆腐×ポンジュレ」が大人気!!

 

って知ってました?

 

日本のシンプルな味が

世界を席巻する日も近い!?

 

譲り合いって・・・

Bom dia

 

毎日夏のような暑さが続くポルトガル。

 

ビーチはいよいよパラソルなども立ち並ぶようになり、

みんなが一番大好きな季節がやってくる予感を漂わせています!

 

待ち遠しい!夏!!

 

さてさて、

「譲り合い」っていうともともと日本人が得意だったことだと思います。

 

でも、昨今はどうでしょう。

なんだか遠い昔の人々がしてきたことのような

どこかの時代に置いてきてしまったもののような気もします。

 

「あおり運転」

なんて、譲り合いの精神が薄れていることの象徴ですよね。

 

そんな「譲り合い」

ポルトガルの人たちはとっても得意です。

 

ものすごく適当なことが多い反面、

びっくりするくらい「お先にどうぞ」という精神を感じる場面に出くわします。

 

例えば、

①横断歩道

 通常の横断歩道はもちろん、車が青、歩行者が赤でも止まってくれる人もいます

②スーパーのレジ

 たまに、買い物が少ないと「そんな量なら先いーよ」と譲ってくれることさえあります。そういう時は2人、3人と先に通し自分はずいぶんと後回しになってます。

 まして、高齢者にはみんなどんどんと先を譲ります。

③子どもへの対応

 どんな場面でも、子どもを連れていると笑顔で「どうぞ」と先に通してくれます。子どもにめちゃくちゃ優しいんです。

 

と、まぁ一例をあげるとこんな感じ。

 

 

ポルトガルの人たちはどおしてこんなことが出来るのか。

一方、

日本人はどうしてそういう気持ちを忘れてしまったのか。

 

ふと、考えてみました。

 

そして、思いつくのは

日本の時間厳守の厳しい社会

 

もちろん、時間を守るのは良いことだと思います。

 

でも、

そんな風に時間に追われていれば

それは

「我先に」

「1秒でも早く」

と気持ちが焦ってしまうでしょうね。

 

そして、その思い通りにいかないところにストレスが重なり

ついには他者を攻撃するという「あおり運転」というような形になってしまう。

 

そんな構図なのかなぁ

と思います。

 

つまりは、

残念ながら日本が

自らに作りだした社会の副産物

ということなんだと思います。

 

最初に少し触れましたが、

ポルトガルの人たちは何事にも適当なんです。

 

でも、言い換えれば

うまく力が抜けているんです。

そして、時間にはまったく追われていません。

それゆえ、心に余裕ができて「譲り合い」が沢山出来るんですね。

 

日本人が忘れてきてしまったもの

日本が失くしてしまったもの

 

そんなものがここポルトガルにはあります。

 

ここに来て、そんな姿に触れて思い出す。

 

大好きな日本だけに

もっとリラックスした、心に余裕のある国になってほしい

 

いつか叶うと信じていたいですね。

 

 

 

住民票って住所の証明?

Bom dia!

 

つい先日2023年が始まった!

と、思ったのに早くも5月になってしまった!

 

時間が経つのは本当に早いなぁ…

 

さてさて、住民票と言えば

 

住所の証明!

 

だと思うんだけど、、、

 

日本とポルトガルでは在り方がちょっと違う。

果たして、どっちが真の住民票??

 

日本のそれと言えば

 

・住所、氏名、年齢

などなどが記されていて、本人確認出来れば取得可

 

ちなみに、ホントに住んでいなくても

都合が良いからここにしとこ。

 

なんて風に住民票を実際に住んでいるところとは別にしている人もチラホラ

もちろん、これは100%出来る訳ではないみたいだけど。

 

 

対してポルトガルのは

 

住所と氏名

が書かれているほか、申請時点で

 

利用目的

を明らかにして、これが記載されている。

例えば、「銀行口座開設のため」

とか。

 

ちなみに、これを取得するためには単に申請者の本人確認だけでなく

申請時点で

「この人はここに住んでいます」

ということを立証されなければならなくて、その方法は

 

2名以上のシチズンカードのコピーと署名

・さらには、シチズンカードはその区域内の選挙権を持つ人でなければならない

 

という厳しい条件付き!

 

つまり、自分の意志だけでは取れない!

うえに

要件が記載されているので悪用されにくい!

 

ということ。

 

 

まとめると、

 

日本

入り口もゆるいし、使い道フリーで中身もゆるゆる

 

ポルトガル

入り口も厳しいけど、そこで使い道まで限定されている分中身しっかり

 

て、いう両者の印象

 

要は、ポルトガルのモノは第三者が悪用できる要素がまずない

一度、取ったらそれきりっていう感じかな。

 

さて、この両者の違い

簡単便利!と言えば日本だと思うけど、

 

いつだって

なんだって

 

便利さの裏には危険が潜んでいる

 

と思うので、

 

果たして皆さんにとってはどっちが良いですか?

 

お客様の利便性

お客様第一

 

と、そればかりを追求してきた日本。

特に、行政の証明のようなものは本当にそれでいいんですかね…。

 

真に必要なモノ、大事なモノを

得るためにはいつだってそれなりの努力、苦労がある

 

そんなもんだと思うんだけどなぁ…

 

ルールはあるようでない?窓口ロシアンルーレット

Bom dia

 

もうすぐ4月が終わりますね。

 

ポルトガルでは、過去最高を記録する暑さの4月だったようです。

確かに毎日暑くて、すでにビーチには人が沢山。

かく言う自分もすでに何度も泳いでました。

 

ちなみに、ポルトガルの海水は冷たい!!

ゆえに、入った時のクール感が最高✨

 

 

さて、世界各国どこに行っても法律ってもんが存在しますが、

通常、行政の手続きなんかはこれがもとになっているので、

 

手続きに何が必要か、と言うルールもゆるぎないモノ…

 

のハズなんです…

 

が、

 

ポルトガルでは、そんなことは全くない!

 

というと、言い過ぎかもしれませんが本当にあいまい。

 

一度、手続きについて確認しに行き、言われたものを用意して再訪問

が、しかし、、、

 

まったく違うことを言われて敢え無く、再度出直し…

なんてことが、本当によくあるんです。

 

つまり

その時対応した窓口の担当者次第!!

 

ってことなんです。

 

すなわち、

ルールなんてあってないようなもん。

 

 

これを個人的には、当たり外れの激しさから

窓口ロシアンルーレット

 

と呼んでいます。

 

ま、でも

ここで日本と違うのは

出直すことになってもいちいち文句を言う人がほとんどいない

ってことですかね。

 

なぜかって、たとえそれが間違っていたとしても

窓口で対応してくれる人たちはみんな思いやりの心を感じるんですよね。

 

だからでしょね。

やり直させれらても、手間が二重にかかっても

なんだか苦じゃない、そして気持ち良い。

 

人が関わるんだから、最終的にお互い心が通うのが一番気持ちいいのかな。

政策は国民を助ける!ハズ…

Bom dia

 

最近、スーパーに買い物に行ったら

 

そこら中の食品に赤札が貼られてて、

 

「IVA0!」って書いてありながら、軒並み安売りしてた。

 

ちなみに、IVAってのはポルトガルの消費税のこと。

 

「なんだこれ?何が起きた?」

 

と、思いつつも、

よし、安い!今のうち買おう!!

 

と少し多めに買い込んできました。

 

で、後日

 

実はこれがポルトガルの国の政策であり、

 

・一部の主要食料品について消費税カット

・10月までの予定

 

という内容のモノということでした!!

 

ハッキリ言って

このところのインフレで

ありとあらゆるものの価格が一年前の倍近くなってたから

 

これはものすごくありがたい政策!!

 

普段、ポルトガルで生活していて

 

・困っている人を助ける、とか

・弱いモノに優しい(特に子どもにめちゃくちゃ優しい)

 

とか、そういうことを感じることが多かったけど、

 

まさに、国の政策までそんな風に動いていて、

この国自体が「困っている人を助ける」国なんだと強く感じた。

 

そもそも政治って、

 

国のため

国民のため

 

にあるもののはずだから、

コレってホントにそのことをそのまま実現させているんだと思う。

 

こういう国で過ごしていると

 

・どうして税金が上がるのがわからない

・税金が何に使われているのかわからない

・知らないうちに弱者が不利になる法律が成立している

 

つまり、

まったく弱者にも国民のためにもなっていない政策

を繰り返している日本という国は

 

そういう政治をしているからこそ、

 

国民同士で傷つけあったり、

他人の粗を探してつつきあったり、

ちょっとしたことでクレーム付けたり

 

と、

結局はお互いで首を絞めあうような

生きづらい世の中にどんどんなってるなんだろうな、

 

と思う。

 

一方で、日本には沢山良いところがあるし、

世界の人たちがそんな日本をリスペクトしている瞬間も多々感じるから

 

日本て本当にもったいない国だなぁ、

となんだか悲しくもなってしまうなぁ…。

 

 

 

ポルトガルで車を買う時のおすすめ行動🚙

Bom dia.

Tude bem?

 

ポルトガルで車を買ったときの体験談&反省

 

事前に必要なモノを入念に調べ、

ビザだったり、銀行の口座だったりいろいろと必要なモノが多いなぁ

 

なんて、思っていたけど…

 

いざ、車屋さんに行き直談判すると意外とあっさり。

 

お金(現金 or Multibanco…銀行振り込みのようなモノ)

パスポート

免許証(国際免許証でOK)

 ※ちなみに、今は日本の免許証でそのまま運転できる

 

だけ。

 

車屋さんからすれば、要は売れればいいわけだからそんなもんだよね。

 

でも、後から気づいたんだけど一番大事なのは何かって…

 

そのお店が信用できるかってこと。

 

ポルトガルは基本的にいい人だらけだけど、

そこはやっぱり海外

コト商売になると、後々のことまで考えないと痛い目に会うかも。

 

その代表が、メンテナンス

 

よくあるのが、購入後「1年間保証!!」ってのなんだけど、

これが何の保証なのかをよく確認した方がいい。

 

うちの場合、結局エンジンだったんだけど、

これもエンジンの

 

どこまで保証されるのか

期間はいつからいつまでか

・保証内容は直すだけ?返金?車を交換?

・修理中は代車くれるの?

 

などなど、確認要!!これホント大事!!

日本だったら

「そっちが悪いんだからそんなん当たり前でしょ」

 

ってのが、ポルトガルでは

「買ったのあなたでしょ。あらかじめ自分で調べないのが悪いでしょ」

 

って感じになるんで、ホントに要チェック!!

 

要は、自己責任の国なんです。

 

と、いうことで車にしてもなんにしても大きいモノを買う時は

 

・とにかくあとあとのことをチェック

・話した内容&相手をしっかり記録(場合によっては録音)

 

こういうことをしておくのがおススメですよ。

ちなみに、車屋でもなんでもお店の評判はGoogleMapがおススメ

それと、知人からの紹介とかね。

ま、備えあれば憂いなし(それでもあるけど…)ってやつですよ。

 

市役所で怒られた!?「接客」、「サービス」って何だろう

Boa tarde

 

ここ数日27,8℃とポルトガルは暖かい日が続いてます。

 

絶好の海日和!

 

と、言いたいところだけど、

お約束があり、市役所へ。

 

その約束、そもそも以前に一度足を運び、日を改める必要がある

とのことだったので、改めての再訪。

 

さて、お約束の時間は10時で、日本人的にはどうしてもピッタリではなく

悪くて5分前にでも行こうかな、ということで

 

9時55分に到着。

 

受付&順番整理担当?の女性がいたので、声を掛け、

10時の約束であることを伝えると…

 

「まだ9時55分じゃねぇかよ」

 

と、言わんばかりの(というか心の中では間違いなくそう思っている)

ものすごい剣幕&強い口調でごちゃごちゃっとポルトガル語で言われ

 

とにかくあっちで待ってろよ、 みたいな感じだった。。。

 

たしかに、ポルトガルってどこに行っても約束の時間があるようでない…

 

でも、だからと言ってすべてに適当な時間で行くと

中には「もう過ぎてるよ」

 

と、言われることもある…

 

ホント、

 

”客”ではなく、”サービスする側”が主役の国

 

そんなわけで、慣れるまではいろいろ大変なことも沢山ある。

 

けど…

どんなことがあってもポルトガルって結局は相手のためを思って行動してくれる

親切な人たちがほとんど。

 

だからこそ、慣れるとそれでいいのかもなって思う。

 

だって、日本は客が主役になりすぎてるおかげで

 

1秒でも待たせてはいけない

少しでも嫌な思いをさせてはいけない etc…

 

なんてことになり、おかげで

 

極端な働き過ぎだったり

すべてがマニュアル化されたようなサービス

 

が生まれてるから。

 

いつしか忘れてしまったのか

それとも、忙しすぎてそれどころではないのか

 

日本では、機械のような対応がものすごく多くってしまっていた気がする。

 

お互い心に余裕を持てる働き方、生き方、考え方

 

結局、どんなにエレガントなサービスを受けても

 

最終的には”こころ”を感じるサービスが一番気持ちいいなぁ。