ポルトガルライフ ~徒然なるままに~

ポルトガルの毎日の生活、そこから見えるここがヘンだよ日本をご紹介!

住民票って住所の証明?

Bom dia!

 

つい先日2023年が始まった!

と、思ったのに早くも5月になってしまった!

 

時間が経つのは本当に早いなぁ…

 

さてさて、住民票と言えば

 

住所の証明!

 

だと思うんだけど、、、

 

日本とポルトガルでは在り方がちょっと違う。

果たして、どっちが真の住民票??

 

日本のそれと言えば

 

・住所、氏名、年齢

などなどが記されていて、本人確認出来れば取得可

 

ちなみに、ホントに住んでいなくても

都合が良いからここにしとこ。

 

なんて風に住民票を実際に住んでいるところとは別にしている人もチラホラ

もちろん、これは100%出来る訳ではないみたいだけど。

 

 

対してポルトガルのは

 

住所と氏名

が書かれているほか、申請時点で

 

利用目的

を明らかにして、これが記載されている。

例えば、「銀行口座開設のため」

とか。

 

ちなみに、これを取得するためには単に申請者の本人確認だけでなく

申請時点で

「この人はここに住んでいます」

ということを立証されなければならなくて、その方法は

 

2名以上のシチズンカードのコピーと署名

・さらには、シチズンカードはその区域内の選挙権を持つ人でなければならない

 

という厳しい条件付き!

 

つまり、自分の意志だけでは取れない!

うえに

要件が記載されているので悪用されにくい!

 

ということ。

 

 

まとめると、

 

日本

入り口もゆるいし、使い道フリーで中身もゆるゆる

 

ポルトガル

入り口も厳しいけど、そこで使い道まで限定されている分中身しっかり

 

て、いう両者の印象

 

要は、ポルトガルのモノは第三者が悪用できる要素がまずない

一度、取ったらそれきりっていう感じかな。

 

さて、この両者の違い

簡単便利!と言えば日本だと思うけど、

 

いつだって

なんだって

 

便利さの裏には危険が潜んでいる

 

と思うので、

 

果たして皆さんにとってはどっちが良いですか?

 

お客様の利便性

お客様第一

 

と、そればかりを追求してきた日本。

特に、行政の証明のようなものは本当にそれでいいんですかね…。

 

真に必要なモノ、大事なモノを

得るためにはいつだってそれなりの努力、苦労がある

 

そんなもんだと思うんだけどなぁ…